初出: Aug. 15, 2020
更新: Aug. 24, 2020
[学校向けeduroamサービス]

運用の概要，利用規程，運用ルール

運用の概要

「学校向けeduroam (エデュローム)」では、 国立情報学研究所(NII)が2006年より実施している高等教育機関向け eduroam JPサービスに加えて、以下のような初等・中等教育機関等 (小中高等)を対象として、eduroamサービスを提供します。

• 学校教育法(昭和22年法律第26号)の第1条に掲げられている 教育機関 (いわゆる「一条校」) のうち小学校以上の学年を扱うもの
• 専修学校

世界のeduroam、および、国内基盤であるeduroam JPの 詳細については、NIIのウェブサイトを参照してください。

• eduroam JP (NII)

利用規程

eduroamでは、各国に唯一の運用機関のみが認められています。 そのため、学校向けeduroamサービスはNIIの補助的な サービスとして位置付けられます。 初等・中等教育機関向けeduroamに関する規程等は、 運用主体と参加対象機関が異なるのみで、 NIIのeduroam JPの規程類(下記参照)に倣うことを原則とします。

• eduroam JP の加入規程、実施要領、技術・運用基準 (NII)

運用ルール

参加機関におけるeduroamの運用ルールは、eduroam JPの規程類及びルールに 従うことを原則とします。 しかしながら、多くの大学や研究所と学校では、情報システムの運用体制が 異なっていることが多いことから、以下の点についてeduroam JPとは 異なる運用ルールを適用します。

• 学校向けeduroamの運用では、大学等と異なり、 認証連携ネットワークの接続を学校単位では行なわず、 学校の無線LANシステムを運用する事業者を通じて行うことを原則とします。 ただし、自前で無線LANシステムを管理・運用できる大規模校や自治体については、 直接接続も可能です。
• 基地局マップデータは、個々の学校ではなく、 無線LANシステムを運用する事業者が取りまとめて、 事務局に提出するものとします。 大規模校や自治体の場合は、個別でも受け付けます。