更新: Aug. 25, 2017
(本トライアルは既に終了しておりますが、延長期間により
一部の基地局は8月31日まで利用できます)
手持ちのSIMや、ISPのアカウントだけで、参加都市の フリーWi-Fiがセキュア接続で使えます!
今年は日本でも基地局が提供されており、一般利用者が試すことができます。
City Wi-Fi Roamingトライアルに参加している電話会社やISP、 公衆無線LAN事業者と契約している利用者は、期間中、 同トライアルに参加 している都市の公衆無線LANが無償で利用できます。 現地でのサインアップ(利用者登録)や、接続するたびの煩雑なログイン 操作は不要です。 もしスマートフォンがPasspoint(Hotspot 2.0)に対応している 場合は、SSIDを手動で選ばなくても自動接続されます。
City Wi-Fi Roamingトライアルは、 Wireless Broadband Alliance (WBA)が主催し、 世界各地の都市で提供される公衆無線LANをNGH基盤で結ぶことにより、 ひとつのアカウントで相互利用(ローミング利用)できる環境を 構築しようとする、世界規模のトライアルです。 2016年にニューヨーク、サンフランシスコ、サンノゼ、 シンガポールを結ぶ第1回が開催され、第2回目となる2017年は、 6月20日のWorld Wi-Fi Dayから8月20日までの期間、 20程度の都市を結んで開催されます。
セキュア公衆無線LANローミング研究会は、本トライアルに参加し、 世界の通信事業者との共同作業により、次世代ホットスポット(NGH) の導入・普及を促進するための課題整理、技術開発、実証実験等に 取り組んでいます。
事業者のみなさまへ:
研究会では、市街地にHotspot 2.0対応基地局を設置して、
この実証実験を通してHotspot 2.0/NGHのトライアルを行いたい
事業者を求めています。
詳しくは後藤(nghsig*rd.cc.tohoku.ac.jp, *を@に置換)
まで早めにお問い合わせください。
本トライアルでHotspot 2.0を試すのに最も簡単な方法は、 事前に以下のサイトでサインアップし、プロファイルをインストール しておくことです。 Hotspot 2.0対応の基地局ならば、SSIDを選ばなくても自動接続されるはずです。
国内の基地局の多くは、eduroamのSSIDも併設しているため、 eduroamのアカウントが設定されている端末は自動的に 接続されるはずです。この場合は、Hotspot 2.0による 接続ではありません。
NGH対応基地局に併設されているeduroamのSSIDでは、 anyroamも利用可能です。
海外の基地局で利用できるのは、国内の一部の機関のアカウント
に限られています。
(接続を試してみたい人は、研究会(担当: 後藤)まで問い合わせて
ください。)
Hotspot 2.0用のプロファイルがまだ配布されていませんが、
ローミングしている都市の基地局のSSIDを手動で選択して、
eduroamのID/PWを入力することで、接続できる可能性があります。
(Windows 10では、設定でPasspointのオンラインサインアップ
をオフにする必要あり)
本トライアルに参加している海外通信事業者が発行したSIMカード
を利用している場合、Hotspot 2.0/Passpoint対応の比較的新しい端末ならば、
基地局に自動接続される可能性があります。
Hotspot 2.0の機能が働かない場合は、手動でSSIDを選択し、
認証方式にEAP-AKAを設定することで、
接続できるかもしれません。
※ 国内の通信事業者のSIMカードを使って、
国内の基地局に接続することはできません。
国内の基地局の所在地は、上記のGoogleマップを参照してください。
海外の参加都市では、所在地リストや地図情報、SSIDが
積極的に公開されていないため、対応基地局が簡単に見つからないかも
知れません。
調査した限りでは、以下のとおりです。
(Birmingham, Leedsでは、2017/8/14現在、
World Wi-Fi DayのPasspointプロファイルが無効のようです。
接続を試してみたい人は、研究会(担当: 後藤)まで問い合わせてください。
ただしPasspointではなく、通常の1X認証での接続になります。)